木目模様の美しいこけしが届きました。
宮城県の遠刈田温泉から。
作ってくれた工人さんは佐藤良子さんといいます。
お願いした七寸は
「あまり作らないんだけどもーー」
「忙しいので時間がかかってもいいのなら」
と、半ば無理矢理?承知してもらったのがちょうど一年ほど前の話。
年が明け、春が過ぎて、お願いしたこともあまり思い出さなくなっていた近頃でした。
丁寧なお手紙も同封されてました。
佐藤さんご夫婦の工房には全国から足を運ぶ方が絶えないらしく、日々その対応で製作の時間の確保が難しいそうです。
でも楽しく過ごしています、これからもまだまだ頑張ります、と締めくくってありました。
75才というのはこけし工人さんの中ではまだまだ中堅層、なのでしょうか?
ぜひ、お元気で作り続けて欲しいです。
忘れずにいてくれてありがとうございます。
木目模様の端正で素朴な感じと、美しい赤に目が奪われますよーー
オマケでやってきた小さいコは2センチほどなのに、こんなに丁寧な仕事ぶり!
素晴らしい!
もっともっと、日本が自慢してもいい仕事だと思うけど、こうして静かに真面目に作り続けてることも、心ひかれる理由なんだと思う。