そんな必要は全く無いのですが、ときおり自分の好きな絵本ベスト10とかを考えたりする。
でも結局、いつも順位が決まらず。
好きなものに順位をつけるって難しい。
ただ、絶対にベスト3に入るってわかってるのがこの『くんちゃん』シリーズ。
全部で7冊ありますが、これまたベスト1なんてとうてい決められない・・・
何が好きって、2色で描かれたさらっとした絵も、素直すぎてたまに読みながらクスッて笑いがもれてしまうくんちゃん(それにこの“くんちゃん”て名前も!!原本では何て呼ばれてるんだろう??)も、穏やかなお父さんとお母さんも、訳者の書くあとがきも、この絵本に漂う『好い空気』が大好き。
なんでもない日常がホントに心地よくて幸福だと思ってしまう。
『くんちゃんのもりのキャンプ』はくんちゃんシリーズの夏の本で、いとこのアレックと二人でキャンプに行くお話。
読み終わったときに本をギュッと抱きしめたくなるようなくんちゃんらしさが満載です。
『くんちゃんのもりのキャンプ』 ドロシー・マリノ作 ・ まさきるりこ訳