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図書館の本

図書館通い、続いています。
小川洋子ブームが一段落して、あちこち物色していましたが、またまた面白い一冊に出会いましたよ~
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原田マハ「楽園のカンヴァス」
これまでに読んだことのあるこの作者の二冊は、なぜかピンとこなくて、私の好みではないのかなぁと思っていたのですが、、、
決めつけてはダメ、ですね!

絵画の知識がないから、書かれていることが、どこまで本当で、どこがフィクションなのかもわからない。
現在と過去。
真作か贋作か。
そして、七章からなる画家の物語。
そのすべてにドキドキしました。
特に物語の最終章、ルソーのモデルとなる決心をしたヤドヴィガの、左手に握られていたもの…
ここが私のクライマックスだったなぁ。
あぁ、幸せな読書でした。

マハさん、かつては美術館関係の仕事もされていたのですね~
こういう物語、もっともっと読みたい。

それから…
登場する名画のタイトルをスマホで調べながら読むのも楽しかった♪
アンリ・ルソーの「夢」、ニューヨーク近代美術館所蔵で、実物を見ることはきっとないだろうなぁ。
十数年前、MoMA展が上野であり、実は私も行った記憶があります!
なのに…ちっとも覚えてないわ~~
悲しい(T-T)

次もマハさんです。
予約してきました。
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by sibafuki | 2013-10-30 15:36 | 本棚

町を歩く。

先日、観光ボランティアの方に、自分が住む町を案内していただきました。
40年以上住み続けている町を案内してもらうなんてちょっと不思議です。
ハイキングに来た観光客にでもなった気分で、職場の仲間たちと歩いてきました。

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この町は、全体が小さな半島になっています。
半島の付け根の辺りに住宅が集中していて、その先端は県で指定された自然公園なのです。
今回ガイドして頂いたのは、その自然公園のあたりです。

スタートは町にゆかりのある画家の絵を集めた美術館。
その美術館の駐車場の端には、大きなクスノキがあります。
駐車場を作るとき、そのクスノキだけが残されたのには、まったく知らなかった一つのエピソードがありました。

そのあとは車の通らない遊歩道を抜けます。
樹齢が100年以上にもなるクロマツに囲まれていて、サクサクと踏みしめる落ち葉の下はやわらかな腐葉土です。
この町で採れる石の話や、特有の植物の話などを聞きながら、森を抜けて海岸へと降りていきます。

海岸伝いにも遊歩道があるのですが、台風接近のため波が高く、立ち入り禁止でした。
海の町に育ちながら、実は 、特別、海が好きだと思ったことはない私ですが…
こうして改めて見直してみると、まるでしばらく会わなかった、そして思い出しもしなかった昔馴染みに出くわしたような感覚。
こんなに近くにいつもいたのにね。

知らないからといって、特に生活に支障はないけれど、知ることでより豊かに暮らしていける。
自分の町を知るって、そういうことなのかな。
そして、自分の町を好きになると、自分の回りの人にも好きになってもらいたいと思う。
さらにはもっともっと、多くの人にこの町を知ってもらいたいと思う。

そのためには地元に暮らす私たちも、私たちなりの努力をしなければいけないのです。
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by sibafuki | 2013-10-27 16:47

撮影会

年明けに成人式を迎える娘の、写真撮影に行ってきました。
ついでに家族写真も撮ってもらいました。
仕上がりが楽しみのようなコワイような、、、(^^;)
数週間後にCDが届き、気に入った写真を選ぶシステムです。
アルバムもシンプルなものから、モデル並みの写真集仕様のものまで幅広いの!

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20年、あっという間だったな…
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by sibafuki | 2013-10-19 19:23

習い事

日曜日、音楽教室のイベントがあり、ピアノを弾いてきました。
何度か参加して、あまりのシドロモドロ加減にがっかりし、もう参加するまいと思ってたにもかかわらず~~

作家の角田光代さんが、もう10年以上もボクシングジムに通っているという。
失恋をして、心身ともに強くなりたいと思ったかららしい。
本人いわく…
ちっとも上達せず、後から入ってきた人にどんどん越されていく。
辞めようかとも思うが、グローブも買ってしまったし、自分を納得させる辞めるための理由がない。
心身ともに強く…という動機はあったものの、なにをもって強くなったと言えるのかわからない。
さしたる目標もないし、やめ時がわからない。
ただ続けているだけで言われる、周囲からのえらいね、すごいね、に違和感を感じる。
…というようなことが書かれてあった。
そして、まさに、私がそれだ。
私はいったい、いつまでピアノを習い続けるのか?
ピアノが家にあるから、というだけの理由なのだ。
でも、今辞めてしまったら、たぶん敗北感を味わうだろう。
そんな気がする。
その敗北感を味わいたくないために、私は辞めずにいるような気がする。
でも、どう考えても、私がピアノをモノにするなんてことはムリ。
だから理想は、続けたいけど続けられないのっぴきならない事情が出来ること、なのかも?
なんか、バカだな~~、私!!

大人になってからの習い事の終着点はどこだろう?
他の人はどんなふうにして、自分の習い事に見切りをつけてるんだろう?
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by sibafuki | 2013-10-14 15:35

匂いにつられる。

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誕生日に娘からもらったスイーツを写していたら・・・



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来た来たf(^_^;)
残念だけど、あげられないの♪
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by sibafuki | 2013-10-12 19:39

読み心地

近所にある図書館に最近よく通う。
小川洋子さんの本を借りるために。
「人質の朗読会」
「ことり」
「貴婦人Aの蘇生」
「最果てアーケード」
そして
「密やかな結晶」は昨日読み終わったばかり。

小川さんの物語はどれも静かだ。
読み心地がいい。
どんなに奇想天外でも、伸るか反るかの場面でも、心穏やかで読み進められる。
きっと、小川さんの操る言葉が美しいからなんだろう。


個人的な感覚なのですが…
小川さんの小説は、季節なら冬で、一日で考えるなら朝だと思う。
そして色ならグレイ、白が混ざった明るめの…

・・・ちなみに江國さんの小説のイメージは夏で、夜に近い夕方、色は濃紺(あくまでも個人的に、です)。
でも江國さんの場合、それが彼女自身のイメージなのか、彼女の小説のイメージなのか、よくわからない・・・


そしてこの「密やかな結晶」も、相当奇想天外だ。
最初は驚き、何を思ってこんな世界を生み出したのだろうと思う。
しかし、次第に馴染んで行く。
やがて自分もそこに暮らす住人のひとりとなり、次にやってくる「その時」を待つようになる。

ゆっくりと、流れるように、音もなく、奇想天外は繰り広げられる。
どうなってしまうのかと思いながらも、読んでいる私の気持ちは落ち着いている。
ただ一つ一つの言葉を追っていくことに、なんの抵抗も感じない。

たぶん、それがきっと、読み心地がいい、ということなんだろう。


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by sibafuki | 2013-10-02 11:25 | 本棚