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sawa sawa ・・・

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カテゴリ:本棚( 59 )

木の本

ブログを通して知り合ったそら豆さん、なぜかとても、好きなものが似ている♪
さっきブログをのぞいたら、この本が紹介されてました。
ずっと欲しくて・・・って。
私も好きです、この絵本。
うっそうとした木の緑が、まさに今の季節だなぁと思って、おとといニッチに飾ったばかり。

なにか・・・隠していそうな緑でしょ。
ワクワクする緑です。
きっと、そら豆さんもそう感じていると思います♪
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こんもり、から始まって、にっこり、で終わる、言葉の連なりも楽しい。


谷根千めぐり、なかなか続きが紹介できず、スミマセン;;;
ちょっと、息切れ。。。
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by sibafuki | 2012-06-08 07:06 | 本棚

新美南吉童話集

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時間つぶしに立ち寄った本屋さんで、新美南吉の童話集を買ってみた。
文庫サイズで、版画風の挿絵も可愛らしい。

新美南吉といえば「ごんぎつね」があまりにも有名だけど、それ以外にも沢山お話を書いているのだ。
なんて、えらそうに言ってる私ですが、他に知っているのは「手袋を買いに」だけ;;;
なので、新美さん初心者です。

まだ全部読んでないけど、どのお話を読んでもちょっぴり悲しい気持ちになる。
それは、どんよりしてしまうような、心がしめつけられるような、そんな悲しみとは違う。
なんというか、スースーざわざわと風が吹いてくるような、一人になってしまったような、そんな悲しい気持ち。

新美さんという人は、優しくてちょっと淋しい人、だったんじゃないかな。
そして、子どもの頃に感じた悲しみや、喜びを、ずっとそのまま抱えて大人になった人なんじゃないかな。
そういうことを大人になってから、“ありのままの大きさ”で思い出すって、誰にでも出来ることじゃないと思う。
新美さんはそれが出来た人、なんだろう。
「牛をつないだ椿の木」とか「小さい太郎の悲しみ」は忘れられないお話になりそうです。
まだいくつか残ってるけど、好きになった人の文章を読むのは、その人に会いに行けるようで、ちょっと嬉しい。

谷川俊太郎さんがあとがきを書いてます。
それを読むのも楽しみ。


『新美南吉童話集』 ハルキ文庫
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by sibafuki | 2012-05-12 11:49 | 本棚

花の本

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こんな本を買ってみました。
たとえ写真でも、色とりどりの可愛らしい花を見ているのは楽しい。
花の選び方や、飾り方、バランスのとり方などなど、実用的な部分でもとてもわかりやすい。
最近、玄関の靴箱の上に花を飾るようにしてるので、大いに参考になります。
花を飾ってます!!って風じゃなく、自然にその場所に溶け込むように、さりげなく飾れるようになりたい。
いろいろ真似してみようっと♪

そして、今、一番気になる花は、クレマチス!です♪


『花はそっと、日常に。』  平井かずみ
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by sibafuki | 2012-04-04 09:11 | 本棚

キッチン

この本の主人公のように、この世で一番好きな場所・・・とまではいえないけれど、最近ちょっと台所が好きだ。
他のどこかと比べて、ではなくて、以前と比べて、ね。
もともと料理上手でも、料理好きでもないので、台所に立つ時間が少ないのだと思う。
最近は使いやすいように片付けたり、模様替えしたり、楽しいグッズを見つけたりしてるので、そのせいで好き、なんだと思う。
もっともっと、好き、になりたいなぁ。

そういうわけで、何年ぶりかで「キッチン」を読みました。
あんまり覚えていなかった。
でも、なんだか、昔読んだときより面白くて、どんどん読んじゃって、あっというまに読み終わってしまった。
そしたら、もっと読みたくて、「哀しい予感」も一気に読んだ。
しばらくは、もう一度よしもとばななを読もう展、を一人で開催してしまいそうです。
家にあるのはあと4冊。

同じ景色を見ても、同じ体験をしても、人それぞれで感じ方は違う。
そのまま何食わぬ顔で先に進む人もいれば、立ち止まって心に深く刻む人もいる。
そういうことを、ときどきじっくり考えたいと思う。
何がいいとか、正しいとか、そういうことではなくて、自分が今どういうところにいるのか、何が好きなのか、何を願ってるのか、そして時には自分以外の人のことも。
うまく言葉にならなくても、答えにたどり着かなくても、明確な目的とかなくても、自分の心に自分の考えに、耳を傾けていたいと思う。

久しぶりのよしもとばななでそんなことを考えました。

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by sibafuki | 2012-02-23 21:38 | 本棚

本、二冊。

今読んでいる二冊の本。

例えば、夕飯の支度をしていて、煮込み中とか、一応出来上がってるけど、まだ時間がちょっと早いとか、もうすぐ出かけるんだけど、微妙に時間がある、とか・・・
そんなときにはこの本。
浅生ハルミンさんの『三時のわたし』
ハルミンさんの描くこけしが好きで、どんな人なんだろうってずっと思っていた。

こういう本は、買って読むもの!?って、思う人もきっと、いるでしょう。
でも、私は、こういう本がなんだか好きなのです。
主食でもないし、副食でもない。
おやつのとなりの麦茶みたいな本。
でも、あると時間が潤う。

毎日の三時がただ綴られていく。
ちょっとずつ読もう、って思ってたのに、もう結構読んでしまった。
終わっちゃったらつまんないなぁ。
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そして椎名誠さんの『北への旅』
椎名さんの本を読むのは久しぶりだ。
夫も本が好きだけど、私とは読むジャンルがあまりかみ合わない。
椎名さんの本は私も夫も読む。

いつだったか、ずっと前、隣市の市民会館で、椎名さんが撮った映画が上映されたことがあった。
椎名さんも講演されるというので、夫と行ったことがあったなぁ。
カッコいい人、でした。
椅子に少しお尻を乗せて座った姿、今でも覚えてる。
今、ふいに思ったけど、もしかしたら、あの映画が夫と二人で観た(娘と三人で、というのはある)最後の映画かも!!
本当に最後、にならなければいいけど;;;
もう20年近くも前です。

こっちは結構じっくり読みます。
椎名さんのやんちゃな感じと、演歌的なオトナな感じがミックスされてる感じ。
私は椎名さんの本で『白い手』が一番好きで、好きな本ベスト10にきっと入ると思う。
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by sibafuki | 2012-01-27 21:24 | 本棚

「ぼうし」

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今年、ことり文庫さんにお願いしたクリスマスの一冊はコレ。
ジャン・ブレットの「ぼうし」です。
(クリスマスのお話、ってわけではないんだけどね。)

冬のアイテムをめぐる動物のお話で、真っ先に思い出すのは、ウクライナ民話の「てぶくろ」ですよね。
小さかった娘に読んであげるとき、動物の声色をそれっぽくして読むのが楽しかったなぁ。
ちなみに・・・得意だったのはおしゃれぎつね。
懐かしい♪

「ぼうし」はお話もとっても可愛くて、楽しいのですが、なんといっても絵がいい!
大好きな絵、です。
動物たちのしぐさや、振る舞いや、表情が、滑稽なくらい幸せに描かれているように感じて、それを眺めているだけで嬉しくなっちゃう絵本、です。

「ぼくも わたしも これで すてきな ぼうしもち!」
の場面、一枚の絵にして、貼っておきたいくらい。
朝起きて、この絵を見たら、きっと、いい一日になりそうな気がするから。


「ぼうし」 ほるぷ出版
ジャン・ブレット 作
松井るり子 訳


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ワタシ愛用の冬のぼうし。
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by sibafuki | 2011-12-21 08:58 | 本棚

モモちゃん

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ときどき「MOE」を買う。

今月の特集は松谷みよ子さん。
「ちいさいモモちゃん」懐かしい。

家にあるのは武田美穂さんの絵本のモモちゃん。
でも、娘が一番印象にあるのは、紙芝居のモモちゃん、らしい。
そういえば図書館から借りてきて、よく読まされてたなぁ。
生まれたばかりのモモちゃんのところに、カレーライスの具たちやら、チューインガムたちがお祝いにくる話、だったと思う。
お母さんとのやりとりがとても微笑ましくて。

でも、モモちゃんシリーズを読み進んでいくと、思いもよらない、悲しい場面もあるんです。
どうして、こんな展開になるんだろう、って、子どものための物語なのに・・って、首をかしげたりもしてました。
そのことについても「MOE」で松谷さんが語っています。

また、読みたいな。
今度は自分のために。

酒井駒子さんのカバー絵で文庫になるそうですよ。楽しみ♪
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by sibafuki | 2011-10-29 16:50 | 本棚

手放す。


先週末、本棚の整理をした。
今まで何度か本の整理をしてきたなかで、『この先読むことはないだろうけど、なぜか、手放す決心がつかない本』というのが結構あって・・・
いつも取り出しては戻す、の繰り返し。
今回は意を決して、それらも、古本屋に持っていったのだ。

でも、やっぱり、その本たち全部、というわけにはいかなかった。
捨てる、って難しい。
すっきり暮らしたい、とは思うけど、図書館で借りればいいって思うけど、読みたいときにそばにあってほしいし、徒歩3分の図書館には、読みたい本があったためしが3回くらいしかない。

なんて、言い訳がましいなぁ。

でも、きっと、また増える。


10代後半から20代前半のころ、よく読んでいたのは灰谷健次郎さん。
本当によく読んでいた。
繰り返し、繰り返し。
その本は私の記憶だけでなく、私の体の一部を作っていることだろう、と思う。

でも、小説2冊、エッセイ2冊残して、手放した。
お世話になりました。


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チェッカーベリー、色づいてきた。鳥に食べられちゃう前に楽しんでおかなきゃ♪
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by sibafuki | 2011-10-19 16:42 | 本棚

旅をする木

始めの1ページ、9行目。

・・・どうしようもなく些細な日常に左右されている一方で、風の感触や初夏の気配で、こんなにも豊かになれるのですから。
人の心は、深くて、そして不思議なほど浅いのだと思います。
きっと、その浅さで、人は生きてゆけるのでしょう。


その言葉に、共感したし、打たれた。

星野さんのことは写真家、ということしか知らなかった。
そしてもう亡くなってしまっている。

星野さんはこの本で“情報がきわめて少ない世界が持つ豊かさ”や、“人間の日々の営みと平行して流れるもう一つの時間の大切さ”を、言葉を変えて何度も言っている。

アラスカで暮らした彼は、生活の中でそのことを実感していったけど、私たちはたぶん、意識しなければ・・・いえ、もしかしたら意識していても、難しいことかもしれない。
でも、日本にだって四季はあるし、動物はいるし、自然はある。
本当に望むなら、変わっていけると信じていたい。

どこかで立ち止まって、自分の目で見て、肌で感じて、自分の心にじっと耳を傾ける。
そして、方向を決める。
そんな、わかってるようでわかってないことを、星野さんは優しく、強く、魅力的な言葉でささやいてくれている。

もっと、この人の本を読みたいし、この人が写したものを見たい、と思った。
そして、大人も子供も、たくさんの人に、ぜひ、星野さんの世界に触れて欲しいと思う。


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『旅をする木』 星野道夫
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by sibafuki | 2011-09-28 13:55 | 本棚

本棚 その18

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最近読んだ本2冊。
『恋するように旅をして』は、実はまだ途中です。あとちょっと。
旅のエッセイを読んでるときは、たいてい、憧れとともに、とでも言うのか、こんな旅してみたいなぁとか、行ってみたいなぁっていう気持ちになるんだけど・・・うーーん、そういうのとはちょっと違った。

角田さんはアジアが好きらしい。
このエッセイに出てくる国もほとんどがアジアだ。
私が、おそらく、絶対、行くことのないであろう国々。
ひとりで、まったく知らない国に、宿泊先も決めず、地図も読めず、交通手段もきちんと把握せず、現地語はまるで話せなくて片言の英語オンリーで。
・・ウソでしょう;;;と思う。

飛行機の中で騒ぎ立てる危険なおっさんや、ネズミが走り回る夜行列車の窓から、数々の虫の大群が風を切って押し寄せてくるさまは、本当にぞっとするし、暴力バスで死にそうになんてなりたくない。
しかし。
なぜだろう。
それらのアジアの国々が、とても美しく思えたりするのだ。
夜行列車で、虫の大群が去ったあと、頭上に広がる星空を見てこんな風に書いている。


“世界を覆う果ての無い布地の上で、巨大な硝子をたった今粉々に割ったみたいだった。濃紺の空で星は、大きいのも小さいのも濡れているように、呼吸するように光っていた。列車は轟音をまき散らしながら星の合間を進んでいくようだった”


角田さんが見たり感じたりする美しいものや、人と人との出会いや、怒りや、憤慨、戸惑い、そして孤独・・・それは日本や、他の整然とした国では、もう見られないし、出会えないものなのかもしれない。
そしてそれは、一度体験したら、やめられなくなってしまうのかもしれないなぁ、と思った。

そんな風に考えると、自分の世界の狭さや気持ちの弱さにちょっとがっかりもするが、でも、やっぱり、私は私でいいのだと思うのです。
そのためにこんな本があるのだ、と思うから。

『さがしもの』は角田さんの作品で私が一番好きな本かも。
冒頭の『旅する本』とか、古本屋の『ミツザワ書店』とか、あぁ、何度も読みたくなる。


『恋するように旅をして』 講談社文庫
『さがしもの』 新潮文庫
角田光代
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by sibafuki | 2011-07-20 11:45 | 本棚