ブログトップ

sawa sawa ・・・

sibafuki.exblog.jp

2015年 04月 20日 ( 1 )

レクチャー

e0171951_1141998.jpg
四日市のメリーゴーランドで毎年開催される江國香織さんのレクチャー、参加するのは去年に続いて二回目です。

今年のテーマは
「一冊の本、一枚の絵、ひとつの詩」
江國さんのそれが何なのか、すごく興味があったのですが~

結局、最新の翻訳本「パールストリートのクレイジー女たち」の話で終わってしまった。

江國さんの言葉を借りるなら、
それは「血湧き肉踊る」読み物で、
「格好いい英語」で書かれているから
「どうしても日本語らしい日本語にしたかった」のだそう。
それから、ディテールの細かさも強調してた。
細かいディテールは、江國さんの小説やエッセイにも欠かせないものだと思うけど。

翻訳にまつわるエピソード、それはそれでよかったんだけど、半分くらいはテーマにそった江國さんの話を聞きたかったな。
少しはぐらかされた気分だったのは私だけ?かな。
皆さん、熱心に聞いてたもんね~
あとね、
小さい声で言うけど…
聞き役の店主が喋りすぎだと思う、、、

多くの言葉を操るためにはどんな訓練をしたらいいのか、という質問に対して、江國さんは「味わうこと」と答えていた。
味わうためには言葉が必要だと。
それは誰かと共有することでも鍛えられる、とも。

気になったもの、
目に留まったもの、
手にいれたもの、
もしくは自分の回りに流れる時間、
その中で繰り返されるあれこれ、
それらをじっくり味わう。
感覚ではなく言葉にして。
そしてだれかと共有する。

なんと贅沢で、豊かで、しんどい作業!だろう、、、
でも江國さんならやっている気がする。
しかも無意識に。

自分のなかにたくさんの言葉があることに憧れる。
そして会話で、文章で、自分の気持ちに沿った言葉を遣える人になりたいと、今でも思う。

江國さんは私より一つ上。
私の知らない、一つ上の階を歩く彼女の世界を、これからも読み続けてみたい。

e0171951_114818100.jpg
今は「更級日記」の現代語訳をしているらしい。
平安時代の女性は「ぶっ飛んで」いるそうです。

追記
今回も一緒に参加してくれたazuさん、ありがとう(*´-`)
あっという間の一日だったよ!






[PR]
by sibafuki | 2015-04-20 11:10