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まだ、江國香織

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「デューク」を含む九つの短編からなる「つめたいよるに」と、食べ物にまつわる十二の短編「温かなお皿」が収録された一冊。
最初に読んだ江國さんは「きらきらひかる」だけど、二冊目のこちらのほうが私は断然好き。
また、こんな短編集を出してくれないかなぁと、勝手な望みを抱いてしまいます。
今みたいにこなれる前、研ぎ澄まされる前の、柔らかく平たい感じの文章。
今の江國さんが書いたら、どんなふうになるんだろう。
すごく興味があるなぁ。
「夏の少し前」や「いつか、ずっと昔」の、交錯するいくつかの時間に身を任せている感じ、その回りに漂う空気にすごく憧れる。
そんな空気を作り出す江國さんに″嫉妬する″なんてバカみたいだけど、そのくらい好きな世界だ。
言葉の力ってすごいなって、いつも思う。
そして「デューク」はやっぱり素敵だ!
最後の会話が泣けてくる。
私もそんな体験してみたい。
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by sibafuki | 2014-04-28 19:51 | 本棚
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