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sawa sawa ・・・

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月影の いたらぬ里は なけれども ながむる人の 心にぞすむ

いきなりですが、法然上人という、浄土宗をひらいたお坊さんの歌、です。
夏に参列した告別式で、お経を詠んだ住職の方が、この歌を教えてくれました。

もともとの意味は、ありがたい教えがあっても、受け止めようと思う心がなければ・・・という、信心する気持ちの大切さを詠んだ歌、なのでしょうが、その住職の方は、

大切な人は、亡くなってしまっても、すぐにそばであなたを守っています。
月の光がいつでもあなたに届いているように、あなたにそのことに気づき、信じ、ありがたいと思う気持ちさえあれば。

そういうお話をしていました。

昔の人で、教養を身につけられた人はほんの一部で、一握りの人、でしょう。
その人たちは日常の些細なこと・・・今ではきっと見過ごしてしまったり、気にも留めなかったり・・・に、心を揺らしては書き留めていたんだろうなぁ。
たとえば、台風のことを、昔は野分(のわけ)と呼んでいて、野原に吹く強い風が、草を分け入って吹いているさまから、そう呼ばれたらしいです。
その情景が目に浮かぶようなネーミングで、さすがだなぁって、思う。
今はもう、このあたりでは、そんな様子見ること出来ないけど。

それでも・・・
月を見て美しいと思う気持ちは、法然上人の頃と、そんなに変わりはないんだよね。


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何度読んだかわからない、月の絵本2冊。
美しいのと、可愛いの。
ぜひぜひ♪
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by sibafuki | 2012-10-01 22:14 | 本棚 | Comments(2)
Commented by rovanoisu at 2012-10-02 11:17
こんにちは♪
日本語の美しさに、しみじみさせて頂きました。
sibahukiさんのコトバも、すうっと入ってきて癒されました。
月の絵本も、すてきですね。



Commented by sibafuki at 2012-10-02 15:33
rovaさん♪
そう、日本語って美しいですよね。
年をとったのか、近頃しみじみ思うんです。
そして、そんな美しい言葉を使って、話したり、表現したり出来たらなぁって。
自分が使いこなせてる言葉って、本当に少ないと思います。
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