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ブッククラブ

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ネットの本屋さん、ことり文庫さんで、4月からブッククラブを始めました。
毎月、1冊もしくは2冊、絵本が届きます。
6月は、いせひでこさんの『ルリユールおじさん』という絵本でした。
ルリユール、という言葉も知らなかったし、そういう職業も知らなかった。
製本職人のことだそうです。
日本では生まれなかった文化、だとか。

舞台はパリ。
美しい水彩画・・・グレイや青や茶色をメインにした控えめな色使い・・・、流れるようなストーリー、走る子供とゆっくり歩く老人、大人っぽい絵本、です。
それは子供には不向き、というのじゃなくて・・・だって、こういう絵本を好む子供もいると思うし、逆に好まない大人もいるかも。
大人っぽいというのは、色使いとか、ページに漂う空気とか、二人の会話とか、パリという街のイメージとか。

ことり文庫の店主さんは、この絵本の表紙が大好きなのだそうです。
ホント、素敵だ。飾って眺めていたいほど。
私は・・・そうだな、パリの町並みもいいけど、最後ひとつ手前のページが好き、かも。
あと、ルリユールの無骨で優しい手にも見入ってしまう。
作者は、その手仕事のひとつひとつをスケッチしたくて、パリにアパートを借り、何度も何度も工房に通ったのだそうです。
そんな熱い思いが伝わる、素晴らしい一冊です。

『ルリユールおじさん』 理論社
 いせひでこ・作  

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おまけのことりタイムス。これがまた、可愛らしくて、楽しくて。
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by sibafuki | 2011-06-21 19:45 | 本棚 | Comments(2)
Commented by azu at 2011-06-24 09:00 x
少し前になりますが、『ルリユールおじさん』の原画展に行きました。心が静まっていくような絵本でしたね。ルリユールという職人がいること、とても素晴らしい、と思いました。新しいモノを手に入れた時の喜びもありますが、大事にしていたモノに再び手を加えて引き続き大事にする、という行為。ハッとさせられました。ルリユール、の動詞ルリーには、製本する、という意味のほかに、再び結ぶ、結び直す、という意味があるというのだそうです。イイと思いませんか♪
Commented by mayu at 2011-06-26 07:14 x
いせひでこさんの『雲のてんらん会』という、空の絵ばかり集めた絵本がありますが、私はその絵本を見ていると気持ちが静まっていくような気持ちがします。

ルリー、そんな意味があったんですね。
大切なものを、いつまでも大切にし続けること、それはしまいこむことじゃなくて、手をかけながら向き合っていくことなのでしょうね。
azuさんの畑作りにも通じるようですね。

レタスにえんどう、きっと被災地の方に喜ばれると思います。
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