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本棚 その16

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『抱擁、あるいはライスには塩を』を読み終えた。
私にしてはめずらしくゆっくりゆっくり読んだ。
本を読むとき、登場人物のなかで自分に一番しっくりくるのは誰だろう、とよく考える。
この本のように登場人物の多い話では特に。
でも、江國さんの話の中に、そういう人はあまり出てこない。
好きだ、と思ったり、面食らったり、わかるわかるそういうの、と思ったり、ちょっと今度まねしてみよう、と思ったりすることは頻繁にあるんだけど。
江國さんはきっと、陸ちゃんだろうなぁ。
菊ちゃんもちょっとあるかも。
うーーん、でもきっと陸ちゃんだ。
なんて、江國さんのことなんて、ぜんぜん知らないのにへんな読者だ。
面白い話だった。
『流しの下の骨』も好きだけど、これはもっと、なんというか、スケールが大きい。
そして、もっともっと、変わっている。
もともと、江國さんは家族ほど変わったものはない、みたいなことを言っていたし、どこの家にもその家ならではの何か、がある。
秘密っぽい何かが。
柳島家ほどではないにしても。
それを江國さんが書くのですから、なおさらあぶなっかしくて、どきどきする。

そして今、『がらくた』を読み返している。
途中に、筋とは関係ないけど・・・厳密に言えば筋とは関係ないくだりなんて、ないんだろうけど・・・アメリカ帰りの母と娘が映画を見終わって、その字幕について話す場面がある。
私には永遠にできないけど、それはちょっとあこがれる場面。


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この前のうさぎ年に作ったタペストリー。キットを買って作ったものだけど、自分で自分をすごい、と思ってしまう細かさ!うさぎ年だから飾ろうかと思うけど、なぜだかどこに飾っても引き立たないから、ブログに載せて満足することにしました。
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この子たちだけ玄関に吊る下がってます。
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by sibafuki | 2011-01-29 13:26 | 本棚
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