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本棚 その10

友人が手帳に「いつか会ってみたい人」というのを書いている、というので、私もちょっと考えてみた。
小説家の江國香織さんはかなり強く会ってみたい!と思ってるし、ジブリの宮崎駿監督とか、女優の小林聡美さんとか、それからジョニー・デップ!!とか!!
そして、この方、黒柳徹子さんもすごく興味のある人、です。
私世代にはあの、ザ・ベストテンの司会者、そして、トットちゃんの作者にしてご本人。
ユニセフの親善大使として、様々な国を訪れてもいる。
長寿番組の徹子の部屋で毎日のようにテレビに出ているのに、素顔はとてもミステリアス。
肩書きは女優、なのだそうだけど、その活動を私はあまり知らない。
「子どもに上手に本を読んであげられるお母さん、になりたくてNHKに入った」というのがとてもステキだと思う。個性が強すぎてあまり認めてもらえなかったようですが。
徹子さんの本を読めば読むほど、徹子さんの魅力に取り付かれていくようです。
そして底知れぬパワーに圧倒されるし、自分を信じて突き進む人の強さみたいなものを感じる。
この「小さいときから考えてきたこと」には、子供の頃の徹子さんと、当時(今から10年ほど前)の徹子さんが描かれている。
私は“赤い松葉杖”、そして“お説教”という章が好きだ。
トットちゃんだった頃の徹子さんと、大人になってもトットちゃんの徹子さんがいるから。

“ほんとうのしあわせとは?”という章で徹子さんの思うしあわせのかたちが語られる。

雨がザーザー降っている夕方、お父さんも家に帰ってきている。
家族はみんな家にいる。犬も家に上げてもらってる。
電気が明るくついていて、自分と弟はお母さんのご飯の支度が出来るのを待っている。
そこには安心と笑顔がある。


当たり前の幸せなのに、どうしてこんなに泣きたい気持ちになっちゃうんだろう。

徹子さんが出会った世界中の子ども達にも、そんなしあわせが当たり前になる日がきますように。

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黒柳徹子 『小さいときから考えてきたこと』 新潮文庫
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by sibafuki | 2010-05-14 14:43 | 本棚
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