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本棚 その4

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江國香織さんの文章が好きなので、新刊が出ると大概読む。
今回は山本容子さんのこんなステキなカバーが。
そして本体は華やかな花模様。本屋さんで見かけたら、ちょこっとカバーをめくってみてください。

雪だるまの雪子ちゃんは人が作った雪だるまではなくて『野生』の雪だるま!!なのだそうです。
一人で生まれ、一人で暮らしているけれど、記憶の中にはちゃんとお父さんもお母さんもいるんです。
そのへんの筋書きがとても楽しくて、面白くて、感心しながら読んでしまった。

私が江國さんの本のどこが好きなのかと言えば、多分ストーリーの展開とか、登場人物の生き方とか、そういう事じゃないような気がする。
江國さんの生み出す言葉とか、登場人物を包む風景とかモノとか色とか、物語には直接関係ない余分な(本当は余分じゃないかもしれなけど。)部分とか、そういうのに無性に惹かれてしまう。

愛犬、雨とのことを書いたエッセイの中で、江國さんが雨と一緒に絵本を読んだという話がありました。
雨は『本が大好き』なので、じっとして聞いておらず、本をくわえたり噛んだり大暴れをしていた、というような事が書かれてあり・・・
その一文を読んだとき、そんなふうに思う江國さんにあきれ返り、私はますます江國さんが好きになってしまったのでした。

『雪だるまの雪子ちゃん』 偕成社  江國香織
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by sibafuki | 2009-11-11 10:15 | 本棚
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